振動計デジバイブロ1332Aの測定をはじめる
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1) 電源スイッチを入れます。
2) 測定モードを決めて、その選択ボタンを押します。
加速度(ACC)、速度(VEL)、変位(DISP)の3つのモードがあります。
3) 表示された値を読みとれば測定終了です。 |
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加速度の単位は、m/s2 (PEAK)です。これは、毎秒当たりの速度の変化率を表します
地球の重力加速度1Gは9.8m/s2 です
速度の単位は、mm/s(RMS)です。振動は往復運動なので常に速度変化を起こしています。振動計は速度の実効値を表示します
変位の単位は、mm(P-P)で実際の振動の振れ幅の全振幅を表示します
振動計デジバイブロ1332Aの測定モードの決め方
■振動計デジバイブロ1332Aによる変位による測定
振動している物の実際の振れ幅を表示します。両振幅で表します。
例えば30μmP-P(マイクロメータピーク・トゥ・ピーク)というように表現します。
3つのモードのうちで最もわかり易く、最も広く普及している測り方です。アンバランスなど回転成分の振動を測るのに適します。
周波数帯域は狭く、10Hzから数100Hzくらいを対象とします。
■振動計デジバイブロ1332Aによる加速度による測定
ベアリングの劣化など高周波数の振動を測るのに適します。
ベアリングは、回転機が1回転する間に数十から数百回転します。
また、傷や欠けなどにより、衝撃的なパルスを発生します。
それらを検出するには加速度による測定がもっとも適します。
■振動計デジバイブロ1332Aによる速度による測定
周波数帯域は加速度と変位の中間で、10〜1000Hzを対象にします。
速度は周波数と変位の積で表されるため、その値は変位の大きさと周波数の高さに比例します。
この場合の周波数は、回転数と置き換えても実質的に差し支えない場合が多いです。
(例:2400rpm÷60秒=40Hz)
振動計デジバイブロ1332Aと記録計接続
振動計デジバイブロ1332Aでは振動の値を読み取るだけでなく、その波形を観測・記録するという方法があります。
FFT機能をもつ記録計につなげれば周波数分析をする事も可能
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● オシロスコープを接続して振動の波形を観測する。
・ 測定モードにより、加速度、変位、速度
それぞれの波形が得られます。
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振動波形記録計9803のカタログ |
● レコーダとの接続
・ バイブロレコーダ9803との組み合わせで、振動波形を記録することができます。
・ PCカードメモリを使用することにより、 パソコンにデータを移すことがでます。
・ FFTソフトを使って周波数分析ができます。
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振動計デジバイブロ1332Aの測定結果の表示例
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変位の表示0.126mm
(126μm) |
加速度表示26.6m/s2 |
速度表示8.5mm/s |
良否判定基準の考え方

振動測定をするときいつも問題になるのはどのようにして良否の判定をするかです。
それには、大きく3つの方法があります。
1つはすでに定められている基準を参考にする方法です。
JISやISOにありますが、速度のRMS値で、約4mm/sを境にして安全と危険領域に分かれています。
ただ、これが絶対でないのは、機械の種類や据え付けの状態によっても値が違ってくることです。
次に、同種の機械が複数ある場合は、同じ場所を測って比較する事により、1つだけ飛び抜けて振動値が高い機械を見つけることがあります。
最後に、最も確実で実用的な方法は、「傾向管理」をする事です。最初に良い状態の時の振動値をつかんでおきます。
それは、熟練者の判断によることもあるし、新品やオーバーホールの時の値を基準にすることもあります。
そして、測定個所を決めて週に1度とか定期的に測ります。通常、振動値は上下しても一定の範囲に留まりますが、ある時を境にして、一方的に上がり続けることがあります。
そうしたら要注意です。一般的に、振動値が通常の16倍を越えると上がり続けるといわれています。
そして通常の2倍ないし3倍の振動値になったらオーバーホールの必要があります。上のグラフはあるブロアの振動を定期的に測った記録です。
モーター側は異常ありませんが反モーター側に異常が見られ、オーバーホールを行い、その後正常に戻ったものです。
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