ポータブル炭酸ガス濃度計 CGP-31 【東亜DKK】の正規代理店

ポータブル炭酸ガス濃度計 CGP-31 【東亜DKK】

■液相、気相のCO2濃度が測定可能

校正書類の発行可(有償)

■ワイドな測定範囲（0.1～100％）

■隔膜式電極法採用、優れた選択性

■省電力設計、充電式電池も使用可能

■防水構造(IP67：1m、30分浸漬可)

■測定範囲
液相：1.49～1490mg/L
気相：0.1～100％

ポータブル炭酸ガス濃度計 CGP-31の特長

優れた選択性

隔膜式ガラス電極法により、他に混在するガスの影響は揮発性弱酸や酸性ガスを除き、影響を受けません。

また湿度の影響も少なく除湿処理は不要です。

濃度換算機能搭載

気相濃度：％ (v/v)と液相濃度：mg/Lの切換設定が可能です。

1000データのメモリー機能搭載

一定時間毎の自動メモリーも可能＊。

＊ショートインターバルメモリー機能：1秒から 99分59秒

またはロングインターバルメモリー機能：2分から 99時間59分

ロングインターバルメモリー機能では、１分間の測定後、次の測定まで電源はOFF（スリープ状態）になります。

優れた拡張性（パソコン、外部プリンタ、記録計などに接続可能）

測定データをテキスト形式にてパソコンに取り込むための専用データ集録ソフトを用意しております。

ポータブル炭酸ガス濃度計 CGP-31の測定原理

・炭酸ガス濃度計は、電気化学的動作原理に基づく隔膜式炭酸ガス電極を採用しています。

炭酸ガスが隔膜を透過し内部液に溶解すると、内部液のpHが変化します。

このpHの変化が炭酸濃度に比例するところから、内部液のpH変化を測定し炭酸ガス濃度を求めます。

炭酸ガス電極の炭酸ガス濃度と発生電位との関係は下図に示す通りで、直線性が非常に優れています。

炭酸濃度が10倍変化したとき約60mVの電位変化があります。

ポータブル炭酸ガス濃度計 CGP-31の仕様

型式		CGP-31
測定方法		隔膜式ガラス電極法
測定範囲	CO2	液相：1.49mg/L から 1490mg/L 気相：0.1% から 100%
	温度	5.0 から 50.0℃
表示範囲	CO2	液相：0.000 から 2.020mg/L、0.00 から 20.20mg/L、 0.0 から 202.0mg/L、0 から 2020mg/L
		気相：0.000 から 0.202%、0.00 から 2.02%、 0.0 から 20.2%、0 から 202%
		レンジ切換：自動／手動切換
	温度	-5.0 から 110.0℃
繰返し性	CO2	±5％ FS以内　（標準液測定において）
	温度	温度±0.5℃以内
応答時間		応答時間90%応答約2分　（標準液測定において）
校正方法		炭酸ガス標準液または標準ガスによる2点校正
外部出力※		・RS-232C（非絶縁）：パソコンまたは外部プリンタEPS-P30（オプション）・アナログ出力（非絶縁）：濃度、温度、レンジの3出力
防水構造（本体）		IP 67（センサ接続時および外部入出力部マスク時有効） ※１m、30分浸漬可
性能保証温度		0 から 45℃ （オプションのACアダプタ、外部プリンタ使用時 0 から 40℃）
電源		単3形アルカリ乾電池／ニッケル水素電池 2本または専用ＡＣアダプタ（6VA オプション）
消費電力（電池（3V）使用時）		約0.003W
外形寸法		本体：約68（幅）×35（高）×173（奥）mm 電極：約∅30×128mm
質量		質量本体：約280ｇ（電池含む）
付属品		炭酸ガス電極ELX-008(ケーブル長1m)、校正セルCGC-202L 3個、炭酸ガス電極校正用粉末143D044、イオン強度調整材143D045 保護カバー、電極スタンド、電極ホルダ、単3アルカリ電池テスト用2本、取扱説明書

※RS-232Cインタフェースとアナログ出力を同時に使用する場合は特殊仕様のケーブルが別途必要です。詳細はお問い合わせください。
サンプルが接地されている場合、RS-232Cおよびアナログ出力は絶縁してご使用ください。
注1）標準液校正時などにTOADKK製または市販のスターラが別途必要です。
注2）電極は防水ではありません（水没不可）。
浸水可能範囲は、電極先端から50mmまでです。

炭酸ガス濃度計 CGP-31のオプション

製品名と型番	税別価格
ＡＣアダプター　７２６９２７０Ｋ	12,000
ガス用校正セル CGC-204G	15,000
ＲＳ-２３２接続ケーブル　１１８Ｎ０６２	16,000
アナログ出力ケーブル　１１８Ｎ０６３	16,000
炭酸ガス濃度計用スターラー ST-7	50,000