残留塩素とは、水中に残留するすべての有効塩素のことで、遊離残留塩素と結合残留塩素があります。全残留塩素とも呼びます。
全残留塩素 = 遊離残留塩素 + 結合残留塩素
なお、単なる塩化物イオンとは異なります。
●遊離残留塩素とは?
塩素、次亜塩素酸、次亜塩素酸イオンのことです。これらの存在状態は、水のpH値によって変化し、pH4以下では次亜塩素酸が減少する反面、塩素が徐々に増加し、逆にpH5以上では次亜塩素酸が減少する反面、次亜塩素酸イオンが徐々に増加します。
いずれも強い殺菌力を有するため、遊離残留塩素濃度は殺菌力の指標として用いられます。
●結合残留塩素とは?
モノクロラミン、ジクロラミン、トリクロラミンなどの窒素と結合した塩素のことで、水にアンモニアなどが含まれていると塩素消毒剤とアンモニアが反応して生成します。
クロラミンにも弱いながら殺菌力はありますが、殺菌力よりも汚れの指標として用いられます。
測定しているのは、殺菌力の指標である遊離残留塩素です。
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